ワクチン1回目と高級食パン
こんにちは。yakeimoです。
8/25に新型コロナのワクチン接種に行ってきました!
やっとだよ〜!
うちの自治体、意外と人口が多くて、なかなか予約が取れないのです。
バスで20分ほど行ったところにあるH病院で12時の予約だったので、11時半のバスに乗りに行く。
早めに出て来たけれど、バス停の裏にすでにひとり待っていた。
ん?
何処かで見たことある……。
向こうも「ん?」という感じで見てる。
「一瞬わかんなかったよ〜」
……実の母でした。
実家が近いので、乗るバス停が同じなのである。
このブログでは書いてなかったけど、私は軽く相貌失認なんです。
簡単に言うと、人の顔の見分けがつかない。
これ、検査してもらったら、子どもの頃に発達するはずの、脳の中の人の見分けがつく部分が発達してなくて、もうどうしようもないそうな。
対処法は「人の顔を覚える仕事はしない方がいいです」だって。
何はともあれ、おかんだったので待ち時間喋って潰すのにちょうどよかった(笑)
そんなこんなでバスに乗ってH病院を目指す。
おかんはその先の駅まで行って、駅ビル内にあるジムに行くそうな。
私より70過ぎたおかんの方がアクティブです。
H病院に着いたのはちょうど12時。
出入口で体温チェックと手指消毒して、指示されたとおりにワクチン接種会場に向かう。
それが遠い。
何しろ建物が違う。
斜面に建つ病院なので、こちらの3階が向こうの1階、そこから6階に向かう。
エレベーターは4人まで乗れる。エレベーター前に門番みたいな人がいて、4人ずつ区切って乗せてくれる。
私は4人組の最後尾。
エレベーターに乗ろうとしたら、おっさんがドアのすぐ前に陣取ってて動いてくれない。
奥へ入りたくないんだろうけど、詰めてくれないと乗れないんですけど!
無理矢理乗ったけど!
次のエレベーターでも、おっさんは入り口から動かないし、ボタンも押さない。
せめて行く階のボタンくらい押してくれ。
エレベーターが着いたのは、接種会場の受付前。受付待ちの人がエレベーター前まで並んでる。
ごちゃとしつつ、どうにか列を曲げて最後尾へ。
受付は1人しかいない。なのに、エレベーターは4人吐き出す。
そりゃあ、人が詰まるよね。
と思ったら、受付に助っ人が来た!
それでどうにか列が進む。
そこから先は早かった。
問診の医師「インフルエンザのワクチン打ったことある?」
「はい」
「アレルギーはない?そ!」
終わり。
一応お薬手帳持ってきたけど、出す暇なかった(笑)
そして、個別のブースでいよいよワクチン。
このために肩出しの服を着てきた。
「チクっとします〜」
言われると身構えちゃうよね。
でも採血とか造影剤の針を刺す時の方が痛かったです!
「薬液が入ります〜」
何か入ってくる感じはしない。
体感2、3秒で注射終わり。
傷口に綿?みたいなのを貼られて、はい終了。
あとは持ってきたクーポン券にシール貼ってもらって、待合室で15分待機。
手前の椅子が空いてたので、そこに座る。
みんな暇なのでテレビがある。あとはスマホをいじる人々。
斜め前の元ギャルっぽいお姉さんは靴を脱いで、裸足で椅子の上で胡座をかいている。
ちょっと寛ぎすぎでないかい?
そんな待合室に、足の弱そうなおじいさんと付き添いのおばあさんがやって来た。
しかし、奥の方しか空いてない。
座っている人の間を抜けるには、ちょっと大変。
待合室にいたスタッフの方がすぐに来た。
「ここに椅子を持ってきます!」
彼女はすぐに椅子を持ってきたのに、おじいさんはよろよろと座ってる人の間を抜けようとしていた。
「ここに座ってください」
何度か声をかけられて、おじいさんが戻ってくる。
おじいさんが座ってほっとしたのも束の間。
今度は付き添いのおばあさんの椅子がない。
「椅子持ってきます!」
「立ってますから大丈夫です」
「でも…」
「大丈夫です」
年寄りの大丈夫はあてにならない。
そうしていると、15分の待機時間を終えた人が去っていったので、おばあさんは無事座ることが出来ました。めでたしめでたし。
普通の外来の待合室なら、私を含め、席を譲る人もいたんだろうけどね。
未知のワクチンで、何かあったら困るから動けない。
そんな待合室で15分経過。
何ともない。
なので、病院を後にした。
H病院の近くに、高級食パンを売っている店があって、予定通りそこに向かう。
そこは焼きたてパンを紙でくるんだものをあらかじめ紙袋に入れてあるのを渡してくれる。
紙の強度が心配なので、紙袋ごと収納できる大きいジュートバッグを持参してきた。買う気満々である。
食パンには何も入ってないプレーンとぶどう入り食パン、それと期間限定のアップルシナモンがある。
アップルが気になってるけど、シナモンが効いてるらしいので諦める。何故リンゴにはシナモンがつきものなのか……。
シナモンは生八つ橋以外は苦手です。
プレーンは1本2斤、ぶどうとアップルは1本1.5斤で、ぶどうとアップルの方が300円くらい高い。
だけど、2斤を我が家2人で食べ切るのは大変だから、1.5斤のぶどうパンを購入。
カウンターの女の子が紙袋に入ったパンを渡してくれる。
中身は紙にくるまれてるので見えない。
何の疑いもなく受け取って、持ってきたジュートバッグに突っ込んで、ひと仕事終わり。
アイスコーヒー飲んでひと息ついてからバス停へ。
バスに乗ってスマホをいじってたら、声をかけられた。
おかんだった。
行きも帰りも一緒かい!(笑)
まあ、バスの本数少ないからね!田舎あるあるです。
バスを降りたところでおかんと別れ、帰宅した。
コンタクト外したり、着替えたり、バタバタしてから、パンを袋に入れようとキッチンへ。
高級食パンは焼きたてを紙に包んであるので、冷めたら同封されているビニール袋に自分で入れるのだ。
紙をはがしてみると。
いっぺんの曇りもない、綺麗なキツネ色。
どう見てもぶどうどころか、何かの入ってる気配がない。
そして想定より長い。
間違いない。
これはプレーンだ。
口がぶどうの口だったので、かなりガッカリである。
とりあえず、お店に報告しよう。
他にも間違えられた人がいるかもしれないし。
パンと一緒入っていたリーフレットを見ながら、お店に電話。
電話に出たのは丁寧な口調の男性だった。
ぶどうパンを買ったのに、プレーンが入ってた件をいうと、めちゃくちゃ平謝りされる。
「差し支えなければ、今からぶどうをお届けします」
パン屋さんから、うちまで車で15分はかかる。
ちょっと遠慮したけど、男性の熱意に負けて届けてもらうことにした。
男性はきっちり15分後にやって来た。
本当にすぐだよ!
確認のためにプレーンのパンと購入した時のレシートを渡した。
男性はまたも平謝りである。
で、ぶどうパンを受け取ったら。
「よろしければ、これもお召し上がりください」
とさっきのプレーンもくれた。
「あっ、はい」
更にお詫びの品として、お店で売ってるラスクもくれた。
あんまりもらって、逆にこっちが恐縮する。
男性は頭を下げながら帰っていった…。
私はもらったパン2本とラスクを持って家に入った。
さて、どうするか。
2斤では多いからと1.5斤を買ったのに、今手元に3.5斤ある。パンで作られたラスクもある。
真夏のパン祭りである。
とりあえずおかんに「こんな理由でパンいっぱいあるんだけど、パン食べないか」とメールしてみた。
「食べたい!」
とレスが来た。
しかし、おかんも1人で2斤とかは食べ切れない。なのでプレーンを1斤ずつに切り分けた。
それを実家に届けたんだけど、おかん、前日に近所のパン屋さんでパン買ってた(笑)
それでも高級食パンは食べたことなかったので、食べたいと言ったそうな。
で、パンを持っていったら、おかんは紙パックのジュースを4本くれた!
我が家に順調にカロリーが増えていく(笑)
それでぶどうパンを昼夜に食べ、翌日の朝にも食べた。
パン祭り開催である。
高級食パンは柔らかくて美味しい。
蜂蜜を使ってるのでほのか〜に蜂蜜の風味もする。
美味しいよ!
あとでラスクもいただきます。
パン祭りで忘れかけたけど、ワクチンの副反応は上腕部が軽く痛むだけで済みました。
これは四十肩が悪化しただけでは?という感じ。
熱もなし。
ワクチンガチャは勝利した!
次回は3週間後!
乞うご期待!!