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40/40(フォーティ/フォーティ)

人間ドックで胃に5cmの腫瘍が見つかり、GISTの可能性が高いと言われてからのてんやわんや。

入院6日目。

一昨日より昨日、昨日より今日。
確実に回復しています♪
横になったり起き上がったりとか、咳き込んだりするめっちゃ痛いけど。
この咳が曲者です。
手術中気道を確保するために金属の部品を入れるらしく、そのせいで痰が出て咳になるそうです。
だから「痰を飲み込まないで出してください!飲み込むと気道に誤嚥したりするので!痛いと思いますが!」
とナースさんに激しく言われてしまいました…。
だって、めっちゃ痛いんだもん…。
こんな痛いのを敢えて我慢とか中年の女には無理だよー!(泣)
なるべく痰は出すようにしてるけど、絡んだ痰って出ないよねー!

ここの病棟はこれまで通っていた外来や大腸の内視鏡の時ほど、いかれた人はいないです。
ただ叫ぶジイサンはいる。
「アー!!」
おっさんみたいな声で叫ぶテナガザルが一時人気者になってましたが、あんな感じ。
朝となく昼となく夜となく。
「アー!!」
絶叫が響く。
なので個室に隔離されてるんだけど、それでも漏れ聞こえる。
担当ナースが同僚に「聞こえる?」って言った途端の「アー!!」
「聞こえますね…」
病棟は静かだからね。

夜は夜で、おそらく奥さんが緊急入院みたいな感じのおじいさんとその息子か孫みたいな青年がデイルームで待機してるんだけど、おじいさんが結構ボケている。
「薬は!?あるの!?飲めるの!?」
「はあ?」
「薬!取りに帰るか!?」
「はあ」
「どっちだよ!!」
息子か孫の青年氏も両方の面倒を見なければいけないので大変である。

かと思えば、昼に退院後の食事指導をしている。
栄養士の方と30代くらいの夫婦。どうやら旦那が入院しているらしい。
「これまでお酒は?」
「かなり」
「かなり。1合とか2合とか?」
「それどころではないです」
「種類は?」
「全部です」
「全部」
これはかなりの強敵だぞ。
そこから諸注意があって、からのお酒に関する話題に。
「先生がOKと言ったら、飲んでも大丈夫ですが、量は今までのだと多すぎです」
「どのくらい?」
「ビールで400ml。350mlの缶…というより500mlの缶で少し残すくらいです」
その場合は黙って「350mlの缶1本です」って言っていいと思うんですが。
500mlの缶を渡したら、残さず飲み干す方に500ペソ賭けてもいい。

そんな私も明日栄養士さんの指導を受けます。旦那も同席で。
そっか…酒はダメか…。
でも不思議とあれだけ飲んでいた酒もコーヒーも飲みたいと思わなくなっているので、人体の神秘。
一昨日まではお茶すら飲みたいと思わなかったですね。
少しずつ回復して、今日はお茶を2本飲みました。夜はミネラルウォーターです。

出来たら明後日ぐらいに退院できたらいいなあ。