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40/40(フォーティ/フォーティ)

人間ドックで胃に5cmの腫瘍が見つかり、GISTの可能性が高いと言われてからのてんやわんや。

変な人に出くわした!

電車でよく変な人に出くわすのですが、大都会トウキョウでは普通ですよね?
夫に「そんなに変な人に出くわすって、あなたは変わり者だね!」って言われて悔しかったので、これぐらいなら皆さん出会ってると思って、今まで出会った変な人を並べていきます!

①山手線のおじさん
10年ほど前、夜の山手線外回り、渋谷を過ぎたあたりの話。
混んでる車内で缶チューハイを持った酔っ払いのおじさんが私の近くにおり、これまた近くに中高年男女のグループ。
グループの皆は和気あいあいとお喋りしている。
話題が銀座のことになり、慣れていないと迷うとか何とかそんな話の中で、おばさまが言った。
松屋松坂屋って間違えますよねー」
その時、近くにいた酔っ払いのおじさんが言い放った。
松屋松坂屋はァ〜」
(タメ)
「間違え……」
(タメ)
「ナイッッッ!!!(渾身の力を込めて)」
ぶほっ!
どうにか吹き出すのを堪える私。
「………」
一瞬黙り込む中高年グループ。
しかし、おっさんを無視してお喋り再開。
酔っ払いのおっさんは缶チューハイをぐびっとして、新宿で降りていった。
何だったんだろう…。
グループはおっさんの存在などなかったように話している。
でも、銀座に慣れてない人は間違えるかもしれないよ。松屋松坂屋(当時)

②おっさんのハーモニー
だいぶ前、まだ西武池袋駅にらっぽっぽがあった頃の7月下旬の話。
その日は友人の誕生日だった為、彼女のリクエストもあり、らぽっぽで焼きたてのポテトアップルパイを2つ購入。
それを抱えて山手線へ。
真昼間なので割合空いている。
私はうす紫の和服を着た上品そうな老婦人の隣に座った。
「ウイ〜」
「!」
しかし、反対隣に酔っ払いのおっさんが!やはり手に缶チューハイを持っている。
席の選択を間違えた!
しかし、おもむろに席を変えては、おっさんの気にさわるかもしれない。
酔っ払いの沸点は低いのだ。
なので、私は上野までおとなしく座ってやり過ごすことにした。
「んああ〜♪」
酔っ払いのおっさんが機嫌よく歌い出した。
ここ、電車なんですけど!
おっさんは周囲の目など構わない。
上機嫌で歌っている。
「ん?」
しかし、おっさんのダミ声に重なるようなハーモニーが聞こえる。
「?」
ふと隣を見ると、上品そうな老婦人が歌っているではないか!
「!!!?????」
ブルータス、お前もか!
おっさんと老婦人は歌う演目は違うのに、絶妙なハーモニーを奏でている。
助けて、ドラ○も〜ん!
しかし、ドラちゃんはいないので、眠ったふりしてやり過ごすことに……。
「アッツ!!」
下を向いたら、膝の上の焼きたてのパイ×2の熱気が顔面を襲う!
なんということだ!
逃げ場なし!!
上野に着くまでの私の目はきっと死んでいたにちがいない…。

③バランス兄さん
今度は都下のローカル線。
平日の昼なのでめちゃくちゃ空いている。
なのに、座らない青年がいる。
視界に入るので、何となく見ていると。
手すりを掴んだ青年は片方の脚を徐々に後方へと下げ、上へ持ち上げていく。
それにつれて、上体は腰から前へと折る。
まるでバレリーナの練習のように!
上体を倒して、脚を後方に伸ばして、見事なT字バランス。
しかし、ここは電車の中。
「???」
意味が分からない。
ポールを見るとポーズをつけたくて堪らない人種なのか?
青年は次の駅で降りていった…。

④逆走おじさん
今度は電車でなくて、駅の外の話。
立川駅のコンコースに上がるエスカレーターにて。
1人乗りのエスカレーターが上りと下り1本ずつ。
私は駅に向かって上りのエスカレーターに乗ろうとした。
そうしたら、前からスーツのおっさんが駆け下りてくる。
「?」
しかし、ここは上りのエスカレーター。
何故降りてくるのか?
下りは隣ですよ?
おっさんは上りエスカレーターを走って降りてくる。
1人乗りの為、私は乗ることも出来ず、エスカレーターの下でおっさんが降りてくるのを待ってたんだけど、後ろに徐々に人が並び出してくる。
事情を知らない人からの視線が背中に痛い。
エスカレーターの逆走なんて、子どもかっ!
(私が子どもの頃、エスカレーターを逆走して遊んでいたことがある。危ないのでやめましょう)
おっさんはそのまま下ってきて、何処かへ去っていった。
だから、何故下りのエスカレーターを使わないのか!
意味が分からない上に待たされて腹が立つ。
エスカレーターの逆走はやめましょう。

⑤あべこべお兄さん
電車で出会った中でピカイチ頭おかしい人がこれ。
春の平日昼間の西武池袋線
めっちゃ空いてる車内で、私の正面に座ったサラリーマン風二十代男性。
眼鏡をかけてマスクをしている。
それは普通。花粉症の人なら誰しも眼鏡マスクである。
その男性はまずマスクを額に装着した。
「???」
その時点で不審である。
そして、眼鏡を顎にかけた。
眼鏡の意味ないやん!!
青年はあくまで無表情である。
額にマスク、顎に眼鏡。
おかしい。
明らかにおかしいんだけど!
おかしすぎて、逆に怖い!!
私を笑わせたいのかって思ったけど、意味の分からない行動は恐怖すぎて笑えない。
私はひたすら無視。
感情を殺して、無表情を貫いた。
青年は額マスク、顎眼鏡のまま、じっと座っている。
両者無言のまま、降車駅が近づいてきた。
青年は何食わぬ顔で眼鏡とマスクを元に戻すと、私と同じ駅で降りた…。
後から、お笑い芸人の卵かな?とも思ったけど、おかしすぎて怖かったよー!

私が出会ったおかしな人を上げてみました。
でも、これくらいは普通にありますよね?
夫は「ない!」って言い切るんだけど。
皆さんはどうですか?