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40/40(フォーティ/フォーティ)

人間ドックで胃に5cmの腫瘍が見つかり、GISTの可能性が高いと言われてからのてんやわんや。

入院してた時のこと。

忘れないうちに入院していたときに見かけたり何だりしていたことを箇条書きでいっきまーす!

手術当日、手術室担当の看護師さんと手術室に向かうことに。
ドラマとかでよくあるストレッチャーで運ばれながら、家族が早足で追いかけながら患者の手を握ったりするあれ、全然違うんですよ。
手術室まで自力で歩いていくんですよ。
看護師さんにリードされるまま、エレベーターに向かうと、同じように看護師さんを連れた若い女性がいた。
かなり若くて学生さんかな?な
のに、手術ってホント病気って人を選ばないですね。
手術室手前のスペースでネットの帽子をかぶったところで、その女性と別れて手術室へ。
手術台に乗るのも自力ですよ。
しかし、そんなことより。
オルゴールっぽい音楽が流れてるんだけど、それがルパン三世のテーマですよ…。
誰の趣味なのか、めっちゃ気になるし、意識がそっちに行ってしまって、まるで笑ってはいけない24時状態。
「点滴打ちますからねー」
と言われて針を見ないように真上を見てると。
手の甲に刺されました。
えっ、そこ?
かなりツッコミ入れたかったけど、次は横向きにーって動かされたので何も言えず。
前日に麻酔科医から聞いていた通り、背骨の間に麻酔を入れるそうだ。
背中を丸めると針が入りやすいそうで、カブトムシの幼虫ポーズになる。
「背中を押されてる感じになります」
麻酔の先生がそう言ったけど、針が刺さった後、掌底を食らうような圧迫感が背中を二度三度と押す。
押すっていうか、体感ではラグビー選手に体当たり食らってる感じですよ!
その後、口から麻酔を入れられ?よく分からないまま、意識はフェードアウト。
次に目覚めた時には、もう病室で寝ていましたよ。
家族が近くで見てるのを感じたり、看護師さんが何か言ってるんだけど、麻酔のせいで口が回らない。
よく分からないまま、就寝…。

その翌々日、面会に来たおかんが言った。
「手術って面白いわねー」と笑う。
何言ってんだ、この人。気でも狂ったのか?
我が母ながら、かなりの天然なので放置してると。
「麻酔が切れてなくて面白かったわよ」
どうやら術後に目が覚めた時の話らしい。
「看護師さんがナースコールはこれですよ。痛かったら押してください」
と麻酔でぼんやりしてる私に看護師さんが言ったらしい。
勿論記憶はない。
看護師さんからナースコールを受け取った私は、何故か手術着の内ポケットにそれを仕舞おうとしていたらしい。
しかし、服にはポケットがついていない。
なのに、私は執拗にナースコールを仕舞おうとする。
その様子が面白かったらしい。
面白くねぇよ!麻酔でラリってるんだから仕方ないだろ!
そういう時は止めてください、お母様…。

その後、私は病室よりデイルームにいることが多く。
アクリルたわしを編んだり、スマホツイッター見たり、dアニメストアのアプリでアニメを見たりしていました。
そこへ、手術のときに一緒だった若い女性が面会に来た人々と共にやってきた。
先生らしい年かさの女性と友達や後輩っぽい同じく若い女性がいる。
みんなお見舞いに来てくれたんですね。ちょっぴり羨ましい。
そして、彼女は病院の寝間着でなく、藍色のパジャマを着ている。
病院服はダサいからね…。
私はその服で1階のコンビニに出かけたりしたけど(笑)
それはともかく、点滴を連れているものの機嫌良さそうで、手術は成功だったのかな?
順調に回復してる様子でなんとなく嬉しい。
結局、私の方が先に退院したけれど、彼女も連休中に退院できていたらいいんだけど。

やはり連休のため、休暇中のドクターが何人かいて、なかなか退院とか言い出せない状況ではあったんだよね。
私の場合は担当医の代わりに来てくれた先生がよく気のつくドクターで、担当医に連絡取ってくれたり、退院後の注意事項を教えてくれたりとか、本当にいいドクターでした。
私の担当医は朝ごはんを食べている時に現れて、患部を見ることなく「順調ですね」とだけ言って去っていったけど。
言葉が足りないにもほどがあるよー!
その話を看護師さんにしたら苦笑してたので、割と良くあることらしい。
このタイプはこっちから疑問を投げつけないと喋らないんだろうな。
次の診察までに聞きたいことリストを作らねば。
担当医との相性ってあるよねー。

そして、連休明けと共に仕事復帰してました。
電車通勤だけど、今週は運が良くて割と座れたのでラッキーでした。
フルタイム労働じゃなくて、時短勤務なので家でゴロゴロするより仕事に行ってる方が健康的かなと。
傷もほとんど塞がってて、腹腔鏡手術ってスゴイ!
あと抜糸もないそうで。へえ〜それは便利!
シャワーでよく洗い流してねと言われて、それだけで特に消毒とかしなくていいのは楽ですね。
医学の進歩ってスゴイなあ。

取った腫瘍の正体はまだ分かりません。
5/23の診察で教えてくれるかな?
それも聞きたいことリストに入れねば。
それと、腹腔鏡手術は楽だと言ったけれど、全然痛みがないのではないので、そこはご注意を。
でも痛くて寝たり起きたりがつらいって言うのはもうないかな。
調子に乗って、傷口を開かないように気をつけたいと思います!
早くお酒とコーヒーとナマモノ解禁にならないかなぁ。
早くお寿司が食べたーい!