確定診断出ました！

今日は退院後初の診察。
手術で切除した腫瘍の病理検査も終わってるはずなので、ドキドキしながら病院へ。

しかし予約の時間を過ぎても過ぎても順番が回ってこない。
隣の夫婦連れもソワソワし始める。
その2人、受付番号が私より100番後ろなんですけど。
壁のテレビ見てるんだけど、だいぶ飽きてきたところ。
事務員さんが紙を手に現れた。
「S先生は60分以上遅れています。申し訳ありません」
そう言って、S先生の名前の下に「予約時間より60分以上遅れています」と書いた紙を貼って去っていく。
この段階で、私が病院来て1時間は経過している。
早く来すぎたなぁ〜と思いつつ待っていると、ちょうど予約から1時間後に呼ばれた！

「GISTでした」
S先生は早速病名告知。
「可能性が高いと言っていた通りでした」
そうですね。
私もGISTかなって思ってました。
ということは、がん保険が使える！
「リスクは中程度ですが、取ったので特に薬はないです」
「6ヶ月おきにCT検査を受けてください」
「今はないですが、再発が多い病気なので」
ふむふむとドクターの話を聞く。
「あの、胃が小さくなったって聞いたのですが」
と聞くと、ドクターは衝撃の事実を告げた。
「小さくなってないですよ」
「え？」
でも、管理栄養士の人が図解してくれたのは胃を切って腸と繋げてたんだけど。
ドクターは私の内臓の画像を見せてくれた。
なかなか自分のホルモンをフルカラーで見ることってないよね！
「ここを切って、塞いだだけです」
「はあ……」
指で差されて示されても、何が何やらサッパリわからない。
穴が空いてる写真があって、それが腫瘍取った後なのかな？くらい。
それと取り出した腫瘍の写真も見せてくれた。
断面写真がまるでメノウのスライスみたいだった。
青かったり茶色だったりするのが、地層みたいに何重にも重なっている。
「へえー」
赤黒い物を想像していたけど、洗うと案外綺麗。
しかし、でかい。
こんなのが胃に出来てても、自覚症状ないんだよね。恐ろしい。

そして、最後にドクターが訊いてきた。
「何か聞きたいことあります？」
「あのー、いくつか禁止って言われた食材があるんですけど、それは食べても？」
「ああ、栄養士さんに聞いたんですね。問題ないです」
「アルコールも？」
「全然平気です」
ドクターはこともなげに言う。
禁酒終了宣言！
やったー！！

私の胃袋、術前とあんまり変わらないらしい。
最近すぐにお腹いっぱいになるのは、胃が小さくなったせいではなく。
単に入院中の食事が少なくて、胃が縮んでいただけだった！
1日1200kcalしかなかったからね。
通常の女性が2000kcalだから、だいぶ少ない。
しかし、胃袋を拡張すると際限なく太るから気をつけないと！

しかし、激辛カップ麺と缶チューハイ買って帰ったのはやりすぎだと思います。
胃は労ろうね！
次回は10/31のCTですよ！
再発しないといいなあ…。

私みたいに自覚症状なく腫瘍が見つかる人もいるので、30歳過ぎたら人間ドック受けましょう！
人間ドック高いけど！
5年おきとかでいいから胃カメラ飲んだ方がいいと思います。
せめて健康診断を受けてね！

そういや、私のピロリ菌はどうしたらいいのかな…？
こいつも放置するとがん化するんじゃなかったっけ。
なかなか繋がらないという電話をかけて、消化器内科の予約取らないと。
その結果はまた後日！